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処方箋検査値表示を本格化‐九州地区の国立大で相次ぎ開始

2015年05月13日 (水)
九州大学病院の院外処方箋。検査値に加えて、病院と薬局間の連絡事項を記入する欄を設けた

九州大学病院の院外処方箋。検査値に加えて、病院と薬局間の連絡事項を記入する欄を設けた
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 九州地区の2国立大学病院が、院外処方箋への検査値の表示を本格化させる。九州大学病院は、周辺の5薬剤師会から要望書の提出を受けるなど、入念な準備を経て6月8日から全ての外来患者を対象に実施する。熊本大学病院は昨年12月から試行を開始し、今年4月から全面的な表示に踏み切った。沖縄地区では、琉球大学病院も今年2月から開始するなど、九州や沖縄の国立大学病院における検査値表示が一気に進み始めた。

 九州大学病院は、A4サイズの院外処方箋を改編し、右側に14項目の検査値を表示する欄を新設した。1回分の表示にとどまる事例が多い中、経時的な変化がよく分かるように、過去8カ月以内に測定された2回分の検査値と検査日を表示する。

 また、検査値欄の上には身長、体重、体表面積を併記する。


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