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ライオンは、毛穴洗浄から脱毛・薄毛予防まで、頭皮環境の正常化を提案する新・頭皮ケアシステム「PRO TEC HEAD（プロテクヘッド）」シリーズ４品を12日から新発売する。主なターゲットは、頭皮ケアへの関心が高まる20代後半から30代の男性。超極細毛のブラシとジェルシャンプーにより、通常の洗髪では落としきれない毛穴の皮脂汚れまでしっかり除去する。さらに洗髪後に発生する皮脂の酸化を抑制して、脱毛・薄毛を予防するという、同社の研究開発と独自技術を用いた２ステップで、頭皮を正常な環境に導く。
同社が行った調査では、20代後半から30代の男性で、特に薄毛や抜け毛に対する関心は高く、８割以上が将来薄毛になることへの不安を抱いていた。そして頭皮ケア剤（育毛剤、トニック）の使用率は１割強と低いものの、７割以上の人が今後何らかの頭皮ケアを行いたいと考えていることが分かった。
一方、同社ビューティケア研究所が洗髪後の頭皮の状態を調べたところ、頭皮表面の汚れは除去されているものの、毛穴の皮脂汚れは十分に除去できていなかった。これまでの研究では、皮脂が酸化されて生じた過酸化物質は脱毛を促進することが分かっていることから、毛穴の皮脂除去と皮脂の酸化抑制に着目した研究を重ね、今回の頭皮環境正常化システム「PRO TEC HEAD」シリーズが誕生した。
同シリーズは、洗髪時に用いる「ウォッシングブラシ」「ジェルシャンプー」、洗髪後のケアのための「スプレートニック」「インパクトジェット」の計４アイテムで構成。“プロのテクノロジーで頭皮を守る”というのがネーミングの由来で、商品ロゴマークの盾は、コンセプトであるプロテクト（守る）を表現した。
「ウォッシングブラシ」は、先端が20μmの超極細毛のブラシなので、約60μmの頭皮の毛穴の隙間（毛穴の直径は２００μm）にまで入り込める。一般的な頭皮ブラシの毛先は直径が６００μmほどで、通常の洗髪では毛穴の奥に詰まった汚れを除去しきれなかった。これを同社の歯ブラシ「デンターシステマ」などで用いている超極細毛を頭皮ブラシに活用することで、毛穴の皮脂をかき出すことを可能とした。頭皮をマッサージすることで、血行も促進する。税抜き希望小売価格８５０円。
「ジェルシャンプー」（医薬部外品）は、皮脂除去成分モノラウリン酸ポリグリセリルが、毛穴の皮脂汚れをしっかり落とす。フケ・かゆみを防ぐオクトピロックス、洗髪後の地肌の潤いを保つ海藻エキスも配合し、ｌ‐メントールによる清涼感の高い洗い上がりも特徴。粘度の高いジェル状のシャンプーなので、まさに歯ブラシに歯磨をつけるように、頭用のブラシにシャンプーを塗って使うという感覚。１８０ｇ５００円。
「スプレートニック」（医薬部外品）は、頭皮の皮脂が酸化されて生じる過酸化脂質の生成を抑制するピロクトンオラミン、頭皮の炎症と抜け毛を防ぐβ‐グリチルレチン酸を配合。さらにポリフェノール誘導体が毛髪を保護し、ニコチン酸アミドが頭皮の血行を促進する。液だれ防止機構の採用で使いやすいく、無香性。１５０ｇ１０００円。
「インパクトジェット」（医薬部外品）は、ピロクトンオラミン、β‐グリチルレチン酸に加えて、６‐ベンジルアミノプリンが細胞内蛋白質を活性化して薄毛を予防する。このほか血行促進成分ニコチン酸アミド、保湿成分としてダイズ発酵エキス、海藻エキスを配合。頭皮に直接押し当てて使用する直射ジェットで、有効成分が頭皮にダイレクトに届く。無香料。１５０ｇ２５００円。
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