厚生科学審議会の指定難病検討会は23日、1月から施行された難病法に基づき、今夏から医療費助成を予定している「指定難病」の第二次実施分について、厚労省研究班で研究が行われてきた約600疾病を検討対象とすることを決めた。今後200疾病程度まで絞り込み、新たに約30万人が助成対象に追加される見通し。
難病指定の第一次実施分としては、110疾病が指定難病に選ばれ、1月から対象者約120万人に医療費助成が開始されている。今回、第二次実施について、これまで厚労省の難治性疾患克服研究事業で研究が行われてきた疾病と小児慢性特定疾病の約600疾患を検討対象とすることとした。今後、助成対象を約200疾病に絞り込んでいく。
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