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大洋薬品工業は2006年度に同社が販売した後発品が薬価換算で、同数量を先発品の薬価に置き換えた場合と比較し、総額で586億円の薬剤費抑制効果が示されたとの試算を発表した。
06年度の同社後発品467品目の販売金額は薬価換算で471億円で、これを先発品の薬価換算すると1057億円となり、後発品使用による薬剤費削減効果が同社1社だけでも年間586億円となったとしている。
削減効果の剤形別内訳として、内服薬297品目428億円(先発品薬価換算で56・5%)、注射剤123品目で144億円(同52・9%)、外用剤47品目で14億円(同51・7%)と試算。政府方針である2012年までの数量ベース30%の引き上げが達成されれば、単純に同社1社で現在の約2倍の1200億円医療経済効果をもたらすとしている。
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