日本輸入化粧品協会はこのほど、今年年上半期(106月)の輸入化粧品実績を公表した。上半期の化粧品輸入実績(歯磨、化粧品を除く)は845.5億円で、前年同期と比べ3.1%の増となった。特に好調なのは香水・オーデコロン類、皮膚用化粧品類などだった。一方、メーキャップ化粧品類は全く回復する兆しが見えず、低迷状況にある。
類型別にみると、香水・オーデコロン類は前年同期比6.9%増の146.6億円、皮膚用化粧品類は前年同期比8.2%増の345.2億円だった。また、頭髪用化粧品類は1.6%増の126.6億円で、前年同期の実績を若干上回ったものの、メーキャップ化粧品類は前年同期比6.3%減の127.5億円で前年同期の実績を下回った。