文部科学省は、2007年度「がんプロフェッショナル養成プラン」の選定結果を公表した。今年5月に22大学からの申請を受け、専門家や有識者で構成された選定委員会での審査の結果、18件を決定した。
選定された18件は次の通り。
▽札幌医科大学(共同大学は北海道大学、旭川医科大学、北海道医療大学):北海道の総合力を生かすプロ養成プログラム”大学、地域、病院の連携を生かした癌専門医療人の育成を目指して
▽秋田大学(岩手医科大学、岩手県立大学、弘前大学):北東北における総合的専門医療人の養成”癌多発地域における癌医療均てん化のための全人的癌プロフェッショナル養成システム育成ステムの構築
▽東北大学(山形大学、福島県立医科大学):東北癌プロフェッショナル養成プラン
▽自治医科大学(国際医療福祉大学):全人的な癌医療の実践者養成
▽群馬大学(獨協医科大学):北関東域連携癌先進医療人材育成プラン”重粒子線照射装置を中心とした集学的癌治療法の確立・普及を目指して
▽千葉大学(筑波大学、埼玉医科大学):関東広域多職種癌専門家チーム養成拠点
▽東京大学(横浜市立大学、東邦大学):横断的な癌医療の人材育成と均てん化推進
▽東京医科歯科大学(東京工業大学、日本医科大学):癌治療高度専門家養成プログラム
▽順天堂大学(明治薬科大学、東京理科大学、立教大学):実践的・横断的癌生涯教育センターの創設
▽北里大学(慶應大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、山梨大学、首都大学東京、聖路加看護大学、共立薬科大学):南関東圏における先端的癌専門家の育成”患者中心のチーム医療を牽引する人材養成の拠点づくり
▽金沢大学(富山大学、福井大学、金沢医科大学、石川県立看護大学):北陸癌プロフェッショナル養成プログラム”ICTによる融合型教育システムおよび「癌プロネット」の構築
▽名古屋大学(浜松医科大学、名城大学):臓器横断的癌診療を担う人材養成プラン”グローバルスタンダードにかなうメディカルオンコロジーチームの育成
▽京都大学(三重大学、滋賀医科大学、大阪医科大学):高度癌医療を先導する人材養成拠点の形成
▽大阪大学(和歌山県立医科大学、奈良県立医科大学、京都府立医科大学、兵庫県立大学):チーム医療を推進する癌専門医療者の育成”集学的治療から在宅医療そして緩和ケアまで
▽近畿大学(大阪市立大学、神戸大学、兵庫医科大学、大阪府立大学、神戸市看護大学):6大学連携オンコロジーチーム養成プラン”近畿圏の癌医療水準の向上と均てん化を目指した国公私立大連携プロジェクト
▽鳥取大学(広島大学、島根大学):銀の道で結ぶ癌医療人養成コンソーシアム”中国地方中山間地の癌医療均てん化を目指す
▽岡山大学(愛媛大学、香川大学、川崎医科大学、高知大学、高知女子大学、徳島大学、山口大学):中国・四国広域癌プロ養成プログラム”チーム医療を担う癌専門医療人の育成
▽九州大学(久留米大学、産業医科大学、福岡大学、福岡県立大学、佐賀大学、長崎大学、熊本大学、九州看護福祉大学、大分大学、宮崎大学、鹿児島大学、琉球大学):九州癌プロフェッショナル養成プラン」
- 文部科学省
- 札幌医科大学
- 秋田大学
- 東北大学
- 自治医科大学
- 群馬大学
- 千葉大学
- 東京大学
- 東京医科歯科大学
- 順天堂大学
- 北里大学
- 金沢大学
- 名古屋大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 近畿大学
- 鳥取大学
- 岡山大学
- 九州大学