本書の概要:
医療機関での医薬品の取り違え事故防止と製薬メーカー、卸販売業、医療機関における医薬品のトレーサビリティ(履歴・追跡管理)の確保を推進するため、平成18年9月、厚労省では医療用医薬品へのバーコード表示を平成20年9月以降の出荷分から実施すると業界団体に通達しました。医療機器・材料業界では既に自主的に業務システム整備、標準バーコード表示、データベース構築が進められてきています。
本書はバーコード導入に向けて医療機器、包装材料、印刷、医療機関等各業界におけるシステム的な取り組みの現況をまとめたものです。
<目次>
1.医療用医薬品へのRSS合成シンボル・GS1-128表示の実施概要
2.医薬品包装におけるバーコードの現状と動向
3.医薬品のトレーサビリティを実現するバーコード印字と検証
4.PTP包装機における表示対応
5.PTPにおける医療過誤対応
6.医薬品包装用バーコード対応システムの提案
7.医薬品包装における検査体系
8.レーザマーカによるバーコードマーキング
9.医薬品業界におけるバーコード
10.RSSコードシンボルの印刷とマーキング
11.医療用医薬品バーコードに関しての取り組み
12.医薬品へのバーコード表示―ラベル素材メーカーからの視点
13.医療現場におけるバーコードの利用と今後の期待
参考:バーコード導入に向けた製薬メーカーの取組み状況
編集:創包工学研究会(‘07.7)
判型:A5判 255頁
ISBN978-4-8408-0987-0 C3047
3,520円(消費税込み)
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円