中央社会保険医療協議会は、臨床検査2項目を保険適用することを決めた。いずれも測定項目が新しい項目である区分E3。
◇抗GM1IgG抗体(測定方法はELISA法、申請はシノテスト):血清中の抗GM1IgG抗体の検出(ギラン・バレー症候群診断の補助)が主な測定目的で、保険点数は腫瘍マーカー「16」IL-2受容体精密測定に合わせて460点。月に1回、免疫学的検査判断料144点が算定される。
◇抗GQ1bIgG抗体(ELISA法、シノテスト):血清中の抗GQ1bIgG抗体の検出(フィッシャー症候群診断の補助)が主な測定目的で、保険点数は腫瘍マーカー「16」IL-2受容体精密測定に合わせて460点。月に1回、免疫学的検査判断料144点が算定される。