薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は8日、化学療法による発熱性好中球減少症に対して用いる、顆粒球コロニー刺激因子(G‐CSF)製剤「ジーラスタ皮下注」など2件を審議し、承認を了承した。
▽ジーラスタ皮下注3・6mg(協和発酵キリン):新有効成分のペグフィルグラスチム(遺伝子組み換え)を含有し、癌化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制を効能・効果とする。
癌化学療法の副作用である好中球減少は、致死的な感染症を予防するために入院が必要となる疾患で、同剤の投与対象となる患者数は約12万人と推計されている。
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