薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は1日、新規作用機序を有する不眠症治療薬「ベルソムラ」など2件を審議し、承認を了承した。また、GLP‐1受容体作動薬の効能・効果のしばり解除など、3件の一変も報告・了承した。
審議品目
▽ベルソムラ錠15mg、同20mg(MSD):新有効成分のスボレキサントを含有し、不眠症を効能・効果とする。
睡眠と覚醒に関係する脳内物質「オレキシン」の受容体にオレキシンが結合すると脳が活性化することが知られており、同剤は、オレキシン受容体を阻害することにより、脳を覚醒状態から睡眠状態へと移行させる新規の作用機序を有する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。