政府は16日、5月に成立した健康・医療戦略推進法案に基づく「健康・医療戦略」の骨子案を、参与会合に示した。世界最高水準の技術を用いた医療の提供や経済成長への寄与を打ち出し、医療分野の研究開発や新産業創出、医療のデジタル化等に関する施策を盛り込んだ。
政府は昨年6月、内閣官房長官、厚生労働相、文部科学相、経済産業相等の各省庁大臣申し合わせによる健康・医療戦略を策定。今年1月には、専門調査会が医療分野の研究開発に関する総合戦略をまとめたが、5月に“日本版NIH”の体制を作るための健康・医療推進法案、独立行政法人日本医療研究開発機構法案が成立したことを受け、法律に基づく体系的な戦略を策定することになった。
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