厚生労働省は6日付で医薬食品局安全対策課長に松田勉氏(医薬食品局食品安全部基準審査課長)を起用する人事を発表した。伏見環安全対策課長は国立医薬食品衛生研究所企画調整主幹に転出する。
また、松田氏の後任の食品安全部基準審査課長には國枝卓氏(内閣府食品安全委員会事務局評価課長)、國枝氏の後任の内閣府食品安全委員会事務局評価課長(出向)には北條泰輔氏(大臣官房付、国立がんセンター中央病院薬剤部長)がそれぞれ就任する。
松田新安全対策課長は、1958年12月22日生まれの48歳。81年3月に北海道大学薬学部を卒業し、同年4月に厚生省入省。薬務局安全課医薬品副作用情報室、環境庁大気保全局大気規制課課長補佐、厚生省薬務局安全課課長補佐などを経て、02年に厚労省医薬局審査管理課化学物質安全対策室長、04年に東北厚生局麻薬取締部長等を歴任。06年9月からは医薬食品局食品安全部基準審査課長を務めていた。
このほか、6日付の人事異動は次の通り。
医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室長(医薬品医療機器総合機構品質管理部医療機器品質管理課長)山本順二
辞職:(医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室長)佐々木弥生、(大臣官房付・医薬品医療機器総合機構安全部長)別井弘始、(同・医薬基盤研究所総務部長)中田章