日本ベーリンガーインゲルハイムは、医師に対する情報提供活動のツールとして、PSP「プレイステーション・ポータブル」を導入した。
対象となる薬剤は、主力品の抗アレルギー薬「アレジオン」(一般名:塩酸エピナスチン)で、採用は同薬剤マーケティングチームの発案。臨床試験成績や服用による被験者の変化、脳血流への影響など、製品パンフレットだけでは伝わりにくいことを、動画で分かりやすく伝達する。
医師との短い面談時間の中で、ノートパソコンより携帯しやすく、瞬時に起動する性能、時と場所を選ばず動画を再生できる点も、大きなメリットと判断したとしている。