イスラエルのテバファーマスーティカルは自社開発したパーキンソン病治療薬「ラサジリン(一般名)」について、武田薬品と日本における製品化に関する契約を締結した。ドーパミンを分解するモノアミン酸化酵素Bの働きを阻害して脳内のドーパミン濃度を高め、運動症状を改善する薬剤で、欧州や米国など世界40カ国以上で販売している。
両社は昨年3月に、日本におけるテバの新薬事業で最初の薬剤として、多発性硬化症治療薬「グラチラマー酢酸塩(一般名)」に関するライセンス契約を締結しているが、今回、中枢神経系領域でも提携を結ぶことになった。
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