天藤製薬の新しい代表取締役社長に大槻良三氏(47歳)が就任した。前社長の桐村道夫氏(69歳)は代表取締役会長に就任した。
21日の定時株主総会、臨時取締役会で決定したもの。大槻氏は、1996年10月に入社、01年6月に取締役に就任、常務取締役を経て03年11月から代表取締役専務を務めていた。今回の社長交代について同社は、「会長の年齢的なものや、来るべき厳しい状況に備えたもの」と説明している。
役割分担としては大槻社長は、全般的代表権限の行使、事業運営の全般的統括、取締役の主宰。桐村会長は、全般的代表権限の行使に加え、官公庁・経済団体等の全般的統括、事業運営全般にわたる社長支援・助言を行う。桐村氏は03年11月から社長を務めていた。