大塚製薬は3月31日、DNAメチル化阻害剤デシタビンの静注製剤「ダコジェン」に関する米国・カナダ・日本における独占的開発・販売権とメキシコを除く全世界におけるライセンス許諾権、世界初のデシタビン経口剤「ASTX727」に含まれる代謝酵素阻害剤「E7727」の特許権を、エーザイの米子会社エーザイ・インクから取得したと発表した。
ダコジェンは米スーパージェン社(現アステックス社、2013年10月に大塚製薬が買収)が骨髄異形成症候群(MDS)と急性骨髄性白血病の治療薬として開発し、08年に米MGI社(現エーザイ・インク)が全世界における開発・販売権を獲得。米国ではMDSの適応でエーザイが、欧州ではAMLの適応でヤンセンが販売している。
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