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中国で鳥インフルエンザが猛威

2014年02月05日 (水)

◆いま中国で鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルス感染が猛威をふるっている。1月20日にWHOは中国の国家衛生・計画出産委員会が患者が23人発生したと報告したことを公表した。その後、1月22日に5人が発症し2人が死亡、翌23日には10人、25日にも10人というように連日のように患者が発生している
◆発生地域を見ると、浙江省での発生が多く、福建省や上海市、広東省など、中国沿岸部が多くを占めている。また、患者は50歳代や60歳代、70歳代が多く、高齢者の容体は重篤の場合が多いようだ
◆WHOによれば、感染源は調査中で、人から人に感染が続いているという根拠はないとしている。中国政府はサーベイランスや状況分析の強化、患者管理と治療の強化、市民とのリスクコミュニケーションや情報提供の実施、国際的な協力の強化などに取り組んでいるという
◆患者は家禽との接触との記載がある。日本ではまだH7N9ウイルスは確認されていないが、中国の流行地を訪れる際は、不用意に鳥類に近づかない方がいいかもしれない。



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