黒木俊光氏(トレント・ファーマ社長)
1982年3月北海道大学薬学部卒。
旭化成工業株式会社に入社し、その後、ローラー・ジャパン株式会社、ローヌ・プーラン ローラー株式会社、ベーリンガー・マンハイム株式会社に勤務した後、ドイツのBASF AGの医薬品事業部であったKnoll AGのドイツ本社に入社し、ドイツでの本社勤務を経て当時子会社であった北陸製薬株式会社に入社。ダイナボット株式会社との合併後クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社に入社。
2005年10月よりトレント・ファーマスーティカルズ・リミテッド社とコンサルタント契約を結び、2006年4月にその子会社、トレント・ファーマ株式会社を設立し代表取締役社長に就任し、現在に至る。
その間、製剤研究、製造管理者、開発企画、経営企画、市場調査、マーケティング、ビジネスコントローラー、事業企画、戦略企画、社長室、新規事業等、医薬事業に関して幅広く各部門・役職を直接経験。特に、3回に及ぶ買収に伴う合併(ローヌ・プーラン薬品/ローラー・ジャパン、日本ロッシュ/ベーリンガー・マンハイム、ダイナボット/北陸製薬)においては何れもその合併作業の調整役として中心的役割を果たした。
また、何れの製薬会社も新薬とジェネリックを扱っていたため、双方の開発や営業の特性及び相違にも理解が深い。
一方、17年に亘って外資の日本法人における対本社直接交渉(米・仏・独・印等)を様々な部門について担当し、医薬品ビジネスにおける異文化コミュニケーションの問題点と解決策についても経験が豊か。
連載 インド薬業事情
- 「インド薬業事情」連載終了
- 第21回 インド製薬会社の収益性
- 第20回 インドの医薬品の品質
- 第19回 インドのAPIビジネス―日本企業の対応
- 第18回 インドの医薬ビジネスサポート業―3 (研究支援)
- 第17回 インドの医薬ビジネスサポート業―2 (受託製造)
- 第16回 インドの医薬ビジネスサポート業―1 (CRO)
- 第15回 インド製薬会社の海外展開
- 第14回 インド製薬会社の強みと弱み
- 第13回 インドの医薬品市場―主要企業と成長
- 第12回 インドの医薬品市場の概要―その特性
- 第11回 インド高裁によるノバルティスの請求棄却に関して [緊急掲載]
- 第10回 インドの医療供給体制
- 第9回 インドの医薬品安全性対策
- 第8回 インド製薬会社のMR
- 第7回 インドの医薬品マーケティング戦略
- 第6回 インドの医薬品流通
- 第5回 インドの薬価
- 第4回 インドでの医薬ビジネスに関する法規制
- 第3回 インドの医薬品と知的財産権
- 第2回 インドの医薬品承認制度
- 執筆者紹介 黒木俊光氏(トレント・ファーマ社長)
- 第1回 物質特許制度の導入とインド企業の新薬開発
- 執筆者紹介 川端一博氏(ザイダスファーマ社長)
- 「インド薬業事情」連載開始!