SMO事業を手がけるアイロムホールディングスは、来年1月に遺伝子創薬や細胞・再生医療などの先端医療技術を強みとするベンチャー企業「ディナベック」を株式交換で完全子会社化すると発表した。昨年11月からアイロムは、ディナベックと提携関係にあったが、完全子会社化することで、遺伝子創薬・再生医療の実用化を加速していく。
アイロムHDは、SMO事業を主力にメディカルサポート事業、CRO事業を手がける。SMO事業の2012年度業績は、売上高が前期比約40%増の36億5000万円、営業利益が7・3倍増の6億7000万円と大幅な増収増益を達成した。生活習慣病などに加え、中核病院や大学病院にも支援の幅を広げることで、治療満足度の低い癌などの難治性疾患領域の受託案件が拡大している。
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