日本化薬が同社2番目のバイオ後続品として、韓国のセルトリオングループと共同開発してきた抗ヒトTNF‐αモノクローナル抗体「インフリキシマブ」(開発コード:CT‐P13)を承認申請した。適応症は関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎の三つの自己免疫疾患。先行品のレミケードは2010年1月に乾癬の効能追加を取得しているが、再審査期間であるため、今回は適応症に含めず、再審査期間が終了した段階で追加を検討する。
インフリキシマブは、先行品のレミケードが田辺三菱製薬の12年度決算で国内売上高735億円に達する大型市場で、13年度も第1四半期が終わった段階で前年同期比7・1%増の192億円と成長を続けている。
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