志願者数10万人超える
薬系大学の人気が急速に回復したようだ。今年度の私立薬系大学の入学志願者数が、昨年度より2万人以上多い10万3584人と10万人台となり、募集人数(定員)に対する倍率も志願段階で9・1倍と、昨年度の6・8倍を大きく上回った。日本私立薬科大学協会がまとめた2013年度入学志願者数調査で明らかになった。昨年度も約6000人増加しており、これで3年連続増となった。受験生の“薬学離れ”は底を打ち、“薬学人気”へと移行したようだ。
今年度の薬科大学(薬学部)の入学者数は1万3663人(北大、東大除く)と定員を上回り、“定員割れ”が前年度の19校から11校へと半減したことは本紙調査(5月15日号)の通りだが、その背景には志願者数が大幅に増加したことが同調査から明らかになった。同調査は、協会加盟の57校(徳島文理大香川薬学部含む)を対象に行われた。
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