TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【高血圧学会】バルサルタン「VART試験」で中間報告‐「不正なデータ操作はない」

2013年07月05日 (金)
検証結果を説明する平井委員長

検証結果を説明する平井委員長

 日本高血圧学会は2日、都内で記者会見し、千葉大学が中心に実施したバルサルタンの医師主導臨床研究「VART」について、第三者委員会でデータ検証を行った結果、「不正なデータ操作はなかった」とする中間報告を発表した。同委員会は今後、千葉大と協力し、さらにカルテと照合するなど詳細な生データ解析を実施する方針だ。

 バルサルタンの医師主導臨床研究をめぐっては、京都府立医大の事例で、ノバルティスファーマの社員がデータ解析に関わっていたことが判明している。今回、疑義が持たれているVART試験は、降圧剤のバルサルタンとアムロジピンで心血管イベントの減少を比較検討した大規模臨床研究。千葉大を中心に実施され、主要評価項目の脳卒中や急性心筋梗塞等の発症と死亡数について、バルサルタン群とアムロジピン群で差はなかった。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。

関連リンク

‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術