ユート・ブレーンは24日、2006年の医療用薬売上高にもとづく世界医薬品メーカーランキングを発表した。スイスのロシュ(273億1800万ドル、05年比較22.1%増)が05年の8位から今回5位にアップ。トップ5には、4位のノバルティス(294億9100万ドル、18.2%増)と共にスイスの2社がランクインした。
トップ3の顔ぶれは05年同様で、トップは引き続き米ファイザー(売上高450億8300万ドル、1.8%増)だが、その下は入れ替わった。2位に英グラクソ・スミスクライン(393億3500万ドル、7.6%増)が浮上、仏サノフィ・アベンティス(374億6100万ドル、3.9%増)は3位となった。
日本勢は武田薬品(96億1300万ドル、12.3%増)の16位が最高。合併した独バイエル・シェリングファーマの影響で順位を一つ落とした。
それに次ぐのはアステラス製薬(77億1700万ドル、8.3%増)で、三つ順位落とし、イスラエルのテバに次ぐ20位。第一三共(64億8200万ドル、7.0%増)が22位、エーザイ(54億8600万ドル、12.6%増)が23位と続いている。三菱ウェルファーマと田辺製薬が合併すれば37位(29億6100万ドル、前年比較なし)となる。
- ユート・ブレーン
- ロシュ・ダイアグノスティックス
- ノバルティスファーマ
- ファイザー
- グラクソ・スミスクライン
- サノフィ・アベンティス
- 武田薬品
- バイエル薬品
- シェリング・プラウ
- アステラス製薬
- エーザイ
- 三菱ウェルファーマ
- 田辺製薬