厚生労働省は薬剤師需給の将来動向を検討するため、「薬剤師需給の将来動向に関する検討会」を設置し、初会合を28日に省内で開く。
検討会では、6年制教育を経て養成される薬剤師の社会的需要や、6年制教育導入後の薬剤師需給の将来動向に関して検討される。
主な検討事項は、▽薬剤師が従事する職域の実態及び将来の需要予測▽薬学入学定員数の状況等を踏まえた薬剤師の供給予測▽需給動向が薬剤師・薬学生の資質に与える影響等の考察▽その他‐‐などが挙がっている。
委員は次の各氏。
伊賀立二(日本病院薬剤師会会長)、井村伸正(日本薬剤師研修センター理事長)、小田兵馬(日本チェーンドラッグストア協会副会長)、神谷晃(山口大学病院副病院長)、木俣博文(日本医薬品卸業連合会理事)、小山紀夫(薬事日報社編集局長)、高柳元明(東北薬科大理事長・学長)、中西敏夫(日本薬剤師会会長)、長野明(第一三共常務執行役員信頼性保証本部長)、藤田敬三(大阪府健康福祉部薬務課長)、望月正隆(共立薬科大学学長)、横沢英良(北海道大大学院薬学研究院長)