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【武田薬品】米バイオ企業を買収‐デング熱ワクチンなど獲得

2013年05月10日 (金)

 武田薬品は、米子会社を通じてワクチンの研究開発に特化した非上場ベンチャーの米インビラージェン社を買収すると発表した。買収額は、契約一時金3500万ドルと開発・販売マイルストーン2億1500万ドルを含め総額2億5000万ドル(約247億円)に達する可能性がある。

 デング熱は蚊が媒介するウイルス感染症としては最も重要な疾病で、世界約4億人がデングウイルスに感染し、そのうち1億人がデング熱を発症するといわれている。感染者数が急拡大する一方、有効な治療法がなく、唯一の予防法は蚊の駆除に限られている。


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