政府の規制改革会議は、健康食品の機能性表示を容認する方向で検討を進めている。健康食品の機能性表示の検討は、規制改革会議内の「健康・医療ワーキンググループ(WG)」の優先課題となっており、既に健康食品を対象に欧米の規制状況を調査する国際先端テストを実施している。同時に、厚生労働省、消費者庁、業界団体のヒアリングを行っており、同WGでは、ヒアリングを踏まえた議論を進め、6月の成長戦略取りまとめへの盛り込みを目指す。
健康食品の機能性表示は、ライフサイエンスの医療分野で規制改革を行い、安倍内閣が掲げる「成長による富の創出」につなげることを目的としたもの。健康食品の機能表示により、国際的に評価の高い日本の健康食品を輸出産業として育成すると共に、国内的にはセルフメディケーションによる医療費削減という狙いがある。
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