中国で鳥インフルエンザ(H7N9型)の死者や感染者が確認されていることを受け、厚生労働省は15日、国内で感染が疑われる患者が発生した場合に、医療機関や保健所、地方衛生研究所が取る標準的な対応をまとめた。
標準的対応では、医療機関を訪れたインフルエンザ様症状の患者が、▽38℃以上の発熱と急性呼吸器症状がある▽臨床的または放射線学的に肺炎や急性呼吸窮迫症候群(ARDS)が疑われる▽発症前10日以内に中国への渡航または居住歴がある――の要件を全て満たした場合、医療機関は保健所に患者の情報を提供する。
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