政府は13日、新型インフルエンザ発生時の対応等を定めた「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を施行した。中国で発生した鳥インフルエンザ(H7N9型)の拡大を受け、12日に前倒しで閣議決定した。感染症対策の医療提供体制を重視し、政令で定める指定公共機関にワクチン製造を手がける製薬企業、医薬品卸団体や薬剤師会が指定される見込み。
対策実施で民間に初の責務
特措法の施行を受け、政府は16日に有識者会議を開き、具体的な対策を示した行動計画の策定を急ぐ。特措法は、強毒性の新型インフルエンザが発生した場合に感染拡大を防ぎ、患者の急増を最小限に抑えることが狙い。
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