鑑査の効率化と安心・安全を支援
ユヤマは昨年、ハイスピード・高精度チェックでワンランク上の安心・安全調剤をサポートする一包化錠剤鑑査支援装置「タブサイト」を発売した。
手撒きで行う錠剤分包は人的作業のためにヒューマンエラー発生の可能性は否めない。さらに、一包化品では錠数、長期処方では分包数が多くなるため、薬剤師による鑑査もより注意力が必要となる。「タブサイト」は、一包化品や長期分包等の鑑査業務に対して、機械によるダブルチェック体制を可能にすることを目的に開発されたもの。
主な特徴は、[1]高機能カメラ画像認識で数量・色・形状の3要素を厳しくチェック[2]直感的な操作が可能なタッチパネルモニタ[3]ユヤマ錠剤分包機との連動でチェックがさらに簡単[4]NG統計・分析で、薬局内ヒヤリハットを減少[5]錠剤のみならず、異物混入もしっかりチェック――など。

タブサイト
錠剤分包品を本体横から挿入すれば照合を開始し、ハイスピードで結果確認できる。薬包判定結果一覧は、サムネイル画面上に、青色「数量・薬品とも一致」、黄色「疑義(類似薬)あり」、赤色「数量・薬品違い、異物混入など」で、分包紙を囲んで表示。オプションで、NG包マーキングユニットもついている。
各包判定結果一覧では各薬包の薬品ごとの詳細判定結果が、「NG判定(赤)」「OK判定(青)」「類似品ありなど、疑義あり判定(黄)」で表示される。目線確認結果は、サムネイル画面上で各包ごとに○×で表示され、どの薬包の確認が完了したか一目で分かる。
2月21日から、数量だけ確認できるモードや管理薬品(ハイリスク薬品)のみを設定できるモードが搭載され、よりユーザーのニーズに対応できるようになった。
高機能カメラと言えば、投薬カウンター上の天井などに設置された専用カメラで投薬内容を撮影記録するエビノートも見逃せない。エビノートは、カメラ撮影エリア内のマーキング箇所に処方箋が映し出された瞬間から、自動的にエビデンスを記録する。画像撮影開始に特別なトリガーが不要なところがポイント。
見たい記録を再生すれば、患者に処方日数分薬剤を渡したかなどの確認が簡単にできるすぐれものだ。