報告書まとめる
経済産業省の研究会は22日、薬事法改正によって早期承認制度を実現させることで、再生医療製品の製造費用を約2割削減できるとの試算をまとめた。さらに再生医療の特性に適した臨床試験方法を導入すると、治験関係費用を約6割削減できる可能性があるとした。
報告書では、医師法・医療法のもとで行われる再生医療は、細胞や組織の採取から加工、移植までの全作業を医師、医療機関が自ら実施しなければならず、非効率やコスト高の原因になっていると指摘。細胞・組織の加工業務を外部の細胞加工機関に委託できる制度、第三者認証等の担保措置を整備するための新法制定が必要と提言した。
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