◆日々、利用している大阪市営地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅で、ある「お願い」の張り紙が目に入り、ずっと気にしていたのだが、先日、民放のテレビを観ていて、その真相がようやく理解できた
◆昨年末に心筋梗塞で心肺停止状態でホームに倒れた男性に対して、駅員のほか、偶然居合わせた看護師らによるAEDなどを用いた救命措置が行われ、一命を取り留めた。張り紙は、救護した人のうち、人工呼吸を施しながら名を告げず立ち去った女性を捜しているものだった
◆1分1秒を争う現場での一次救命措置。その如何によっては、その後の蘇生率にも大きく影響する。この話は、一般紙でも報道された。そして美談としてツイッターでつぶやかれ、テレビ局が番組で取り上げるまでに至ったのだ
◆昨今、地域の薬剤師会等でも、AEDを用いた心肺蘇生法などの講習が盛んに行われており、実際に救急医療の現場で活躍する薬剤師も存在する。こうした現場に居合わせた時、多くの薬剤師が、適切に対応できる医療人であるよう期待したい。
淀屋橋駅の張り紙
2013年02月22日 (金)
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