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【厚労省】22日に新薬17成分薬価収載‐5成分に原価計算方式を適用

2013年02月15日 (金)

 厚生労働省は22日付で、新薬17成分25品目を薬価基準に収載する。内訳は内用が11成分15品目、注射が5成分6品目、外用が1成分4品目。5成分に原価計算方式を適用したが、ゼリア新薬の「ホスリボン」は営業利益率を平均値より低く設定した。また、「アレグラ」に塩酸プソイドエフェドリンを配合したサノフィの「ディレグラ」には、類似薬効比較方式で有用性加算を上乗せした。大塚製薬の「エルカルチン」は、2012年度薬価制度改革で導入した新ルールに基づいて、著しく高い米国の価格を他国平均の2倍とみなして算出した外国平均価格を用いて引き下げた。13日の中央社会保険医療協議会で了承された。

「ディレグラ」に有用性加算

 ▽コレアジン錠12・5mg(アルフレッサファーマ)=テトラベナジンを有効成分とするヒトモノアミン小胞トランスポーター阻害剤で、ハンチントン病に伴う舞踏運動を改善する。類似の組成、化学構造、投与形態を有する既収載品がないため、原価計算方式で算定した。予測市場規模はピーク時の10年目で320人、2億5000万円。


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