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H5N1ワクチン、米国で初承認

2007年05月07日 (月)

 仏サノフィパスツールは、ヒト用の新型インフルエンザワクチンの承認を米国で取得した。H5N1型ヒト用トリインフルエンザワクチンの承認は米国初という。

 治験では、18064歳までの健康な成人に90μg/mLを2回接種し、H5N1ウイルスに対する免疫反応を確認、副反応は軽微との結果が得られている。それを受け同社と米国国立衛生研究所(NIH)が共同で申請、承認取得を4月17日に発表した。

 同社のデビッド・ウイリアムズ社長/会長兼CEOは、今回の承認を「パンデミック対策の重要な第一歩」とコメントした。同社は、H7N1ワクチンの欧州での共同研究プロジェクトに協力している。

 H5N1ワクチンでは、海外ではバクスター、グラクソ・スミスクラインの開発が知られており、日本では北里研究所、阪大微生物病研究会、デンカ生研が2月に承認申請を発表している。



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