薬害オンブズパースン会議は23日、田村憲久厚生労働大臣に対し、一般用医薬品のインターネット販売の原則禁止等を求める意見書を提出した。薬事法を改正し、対面販売の原則を明記した上で、ネット販売の原則禁止を主張。店舗販売も含め、一般薬販売のあり方を総点検するよう要望した。
同会議は、一般薬のネット販売について11日に最高裁判所が国の上告を棄却したことに言及。「最高裁判決は、法律に明文規定を設けてネット販売を禁止することを違法としたものではなく、ましてネット販売で一般薬の安全な使用が確保できるとしたものではない」と指摘した。
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