全国の国立大学42大学45病院が結集し、臨床研究の大きなプラットフォーム形成を目指す「国立大学病院臨床研究推進会議」が発足した。真に臨床研究を推進するため、大学病院が備えるべき恒久的な研究基盤を構築するのが狙い。各大学が横に連携し、研究者や実務担当者の教育等に取り組み、臨床研究全体の底上げと連携、標準化を進める。特に国立大の強みを生かし、トランスレーショナルリサーチや希少疾患や難病の臨床研究に対する先進医療開発を推進したい考えだ。
先進医療開発を推進
治験実施体制が整備される中、最近は臨床研究の推進が叫ばれ、厚生労働省の「臨床研究中核病院」や文部科学省の「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」等の拠点が選定された。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。