
(左から)伊藤氏、折戸氏
CROのDOTインターナショナルは今月、人材派遣・業務請負業務を主力とする「ワールドインテック」との経営統合を果たした。ワールドインテックの経営基盤を活用し、今後3年間でモニター(CRA)を50人から100人体制に増強すると共に、臨床研究の支援にも力を入れる。DOTの折戸哲也代表取締役は、本紙のインタビューで「ワールドインテックとの統合で、CRO業務で柱となる人材を質・量の両面で強化できる」と狙いを語る。両社の強みを組み合わせ、競争が激化するCRO市場で存在感を発揮したい考えだ。
DOTは、2006年に設立。泌尿器科・整形外科・血液内科などを得意領域に1500例以上の大規模試験を受託した実績を持つ。さらにモニタリング業務からDM、統計解析、メディカルライティングと治験業務を一括受託できる体制までに整備した。実際、11年10月期売上高は約7億円と、右肩上がりで成長している。
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