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乳癌のマンモグラフィー検診を呼びかける「乳がん検診バスキャラバン」が、今年も6月からスタートする。2年目となる今年は、熊本県を皮切りに愛媛県、岡山県、北海道、山形県、茨城県、東京都の7カ所を巡回する。バスキャラバンでは、800人強の受診を見込んでいる。
「乳がん検診バスキャラバン」は、乳癌死亡率の低下を願う4人の医師が集まって設立したNPO法人乳房健康研究会が主催しているもので、ノバルティスファーマが特別協賛している。
乳癌は、欧米では死亡率が減少しているものの、日本では年間4万人が罹患するといわれ、増え続けているのが現状。欧米で死亡率減少に転じている背景には、マンモグラフィ検査の普及があるといわれ、キャラバンではマンモグラフィー検診を呼びかけると共に、定期検診の重要性を啓発することにしている。ノバルティスによると、昨年は全国6カ所を巡回し、686人が受診、54人が要検査となった。
今年の巡回日時・場所は次の通り。
6月809日:熊本県上益城郡(ダイヤモンドシティ・クレア)。7月20021日:愛媛県東温市(フジグラン重信店)。8月24025日:岡山県岡山市(イトーヨーカ堂岡山店)。9月9010日:北海道札幌市(サッポロファクトリー)。10月607日:山形県山形市(霞城セントラルビル)。10月26027日:茨城県つくば市(LALAガーデンつくば)。11月23日:東京都江東区(有明コロシアム)
検診は予約制。問い合わせは同研究会(電話03・5565・3650)まで。