5カ年戦略、3省が連携強化‐原医政局長
中核病院整備・TR推進を重点
厚生労働省の原徳壽医政局長は、専門紙の合同取材で、世界的に研究が進みながら、実用化の面で後れをとっているとされる再生医療、個別化医療分野について、文部科学省、経済産業省と連携しながら、「できるだけ速やかに持っていけるようにしたい」との意欲を示した。また、臨床研究中核病院の整備や、基礎研究から臨床応用への橋渡し研究(トランスレーショナルリサーチ:TR)についも「しっかりと進めていきたい」との考えを示した。
原氏は、革新的な医薬品・医療機器の創出や、再生医療・個別化医療などの世界最先端医療分野で日本が世界をリードしていくことなどを盛り込んでいる「医療イノベーション5カ年戦略」について言及し、「加速度的にがんばってやる分野だと思っている。そういう意味で政府全体で取り組むという姿勢は間違っていないと思う」とした。
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