経済産業省の2013年度予算概算要求は、一般会計総額1兆1648億円で、前年度と比べて約1・3倍の規模となった。このうち、「特別重点要求・重点要求」枠で総額2572億円を要求。「日本再生戦略」で成長分野に位置づけられたライフ・イノベーション分野(医療・介護・健康関連産業など)の推進に向け、約227億円を要望した。
ライフ分野では、新規事業の「個別化医療に向けた次世代医薬品創出基盤技術開発」に81億円(特別重点要望76億円)を計上した。同事業では、ITを活用した蛋白質の構造情報からの創薬シーズの探索やコンパニオン診断薬の創出など、個別化医療に対応した次世代医薬品の開発に向けた基盤技術の開発を委託する。実用化に近い段階にある開発に対して補助を行う。
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