調剤薬局チェーンのクオールは23日、コンビニエンスストア大手のローソンとの資本提携を発表した。ローソンが、東京証券取引所の立会外取引(ToSTNeT-1)を通じて、クオールの発行済み株式の5%を取得する。両社では2008年12月に業務提携契約を締結し、調剤薬局併設型コンビニの共同運営や人材交流など様々な取り組みを推進してきた。今回、さらなる業務提携の強化を図るため、資本面での提携に合意した。
調剤薬局事業を主力とするクオールでは、クオール薬局を全国に335店舗(7月末時点)展開しているほか、非調剤事業(SMO事業、食品CRO事業、人材派遣事業等)にも、経営資源を投下している。2年後の14年3月期に『売上高1000億円、520店舗体制』を一つの通過点とする中期経営計画では、調剤薬局併設型コンビニなど、異業種との積極的なアライアンスによる出店も含めている。
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