人事院が従業員50人以上の事業所を対象に2012年4月現在の民間給与の実態を調査したところ、初の薬学6年制課程の卒業者を中心とする薬剤師の初任給は平均21・7万円で、大学卒の技術者の平均を1・8万円程度上回った。時間外手当、家族手当、通勤手当などを除いた支給額。事業所規模が500人以上だと22・1万円、500人未満100人以上だと20・6万円で、1・5万円程度の差があった。他の職種の初任給は、医師が39・9万円、看護師が20・6万円だった。
このほか医療関係職種の時間外手当を除いた4月支給分の給与額では、院長が平均年齢60・2歳で161・1万円、医科長が49・9歳で112・4万円、一般の医師が41・2歳で90・1万円、薬局長が49・7歳で46・6万円、一般の薬剤師が36・0歳で32・0万円、総看護師長が55・0歳で51・7万円、一般の看護師が37・0歳で30・4万円となっている。
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