民主党のワーキングチームは10日、国会内で、違法ドラッグ対策に関する提言を小宮山洋子厚生労働相へ手渡した。当面の取り組みとして、特に夏休み期間中の青少年に対する重点的な介入の必要性を指摘し、学校薬剤師や薬物乱用指導員による講演・資料配布、薬局や公共スペースへのポスター掲示、販売店舗のパトロールの実施を要請した。
また、違法ドラッグが公然と販売され、自動販売機やデリバリー方式による新たな販売形態が現れている実態を踏まえた効果的な対応や、薬物被害の危険性を視覚的に訴えかける教育手法の検討を課題に挙げた。
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