総合科学技術会議の科学技術イノベーション政策推進専門調査会は19日、2013年度科学技術重要施策アクションプラン(AP)を取りまとめた。APは、▽東日本大震災からの復興・再生▽グリーンイノベーション▽ライフイノベーション――を重点対象に設定。ライフ分野では、少子高齢化社会を見据えて次世代を支える小児への投資を新たに加え、小児疾患を早期に診断する検査薬やバイオマーカー、治療薬の開発などを盛り込んだ。今後、各府省はAPを参考に来年度の科学技術関連予算を概算要求する。同会議は要求項目の重複を避けるため内容を精査し、予算配分の効率化を図る。
APでは、重点対象ごとに「目指すべき社会の姿」を設定した上で、目指す社会の実現に向けて解決すべき課題を「政策課題」と位置づけ、課題解決のために最優先で進める取り組みを「重点的取り組み」として示している。
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