ドラッグストアのセガミメディクス(本社大阪市:以下セガミ)は3日、山口県下でドラッグストア、調剤薬局など17店舗を展開する國廣薬品(本社山口県周南市、社長國廣和氏)の全株式(836株)を取得し、5月1日付けで完全子会社化すると発表した。買収額は未定。
國廣薬品の2006年8月期業績は、売上高35億8000万円だが、営業損失1億0200万円、経常損失9900万円を計上。しかし、同県での市場シェアは高く、セガミの既存店7店舗と合わせトップクラスの店舗網の構築が可能としている。セガミは関東から九州エリアにかけて319店舗(うち調剤54店)を展開。現在、セイジョー(東京都)と来年以降の経営統合に向けた協議を進めている。