ジェネリックメーカー大手の大洋薬品工業(本社名古屋市)は3日、2007年度にMR数を150名体制に拡大していく計画を発表した。
同社はこれまで販社中心の販売体制を敷き、少数MR(約50名)の体制で効率的な営業活動を展開してきた。しかし、ジェネリック市場が拡大し、医療機関への製品供給の必要性が増大していることに加え、新薬メーカーや外資系メーカーの国内ジェネリック市場進出もあり、対抗策の一つとしてMR増員を決めた。
既に06年度に約100名体制まで拡大。市場の動向やシェア拡大に伴い、さらなる増員も検討している。また、医薬品卸の販路充実も図っている。