日本私立薬科大学協会は、加盟57校薬学部の2012年度定員・入学者数をまとめた。6年制の総定員は1万0834人となり、昨年度から765人減少した。入学者数は総数だと概ね定員と同程度だったが、18校で定員割れが見られる一方で、38校で定員を上回った。調査は私立薬科大学・薬学部の入学状況を調べたもので、2年次編入は含まない。
4年制と6年制の一括入学を行っている大阪薬科大学を除いた56校について見ると、6年制は定員1万0564人に対して入学者1万0596人で定員を満たしている。また、入学者が定員の7割に満たないのは11校あり、全体の20%を占めている。