現役の薬学生スイマーとしてロンドンオリンピックへの出場を決めた松島美菜さん(日本大学4年生)の壮行会が28日、授業の合間を利用して、日本大学薬学部の教室で行われた。
松島さんは「友達や先生方がいたからこそ大学に通い続けることができた。オリンピック中は勉強のことは忘れ、準決勝・決勝にコマを進められるよう頑張りたい」と決意を語った。
壮行会では草間貞薬学部長のあいさつに続いて、来賓として日本薬剤師会の児玉孝会長が駆けつけ激励すると共に、日薬として応援金を贈呈した。
また、松島さんの友人代表2人が花束とともに応援メッセージの書かれた国旗を手渡し、「行ってらっしゃい」と声をかけるなど、同級生や学友らが活躍を願った。
松島さんは今年4月、日本水泳選手権で女子100m平泳ぎ決勝で2位に入り、五輪出場を決めた。
7月からロンドンで開催される第30回オリンピック競技大会に日本代表として出場する。