ピジョンは今期、06年から08年までの第二次中期経営計画の総仕上げの年としてグループ全体の競争力を一段と高めていくと同時に、来年以降の中長期的な経営計画の立案も含め、経営体制を一新することを決めた。新たな代表取締役社長には大越昭夫常務、また松村誠一社長は代表取締役会長、仲田洋一会長は取締役最高顧問に就任する。いずれも4月26日開催の定時株主総会並びに取締役会で正式決定される。
大越氏は1969年に同社入社。89年にライト商会副社長、98年にプラス工業(現ジェイフィルム)産業資材事業部営業部長の後、00年にピジョン管理本部本部長付、06に常務マーケティング本部兼開発本部担当に就任し、今年1月からHHC・介護事業本部担当も兼任している。
新社長就任にあたり「これから中期計画を策定していくが、一つの姿として描いているのが売上高800億円であり、今後は(任期予定である)3期6か年を精一杯頑張っていきたい」としている。