厚生労働省医薬食品局(食品安全部を除く)が昨年4月から年末までに受けた行政文書の公開請求が約3200件で、厚労省全体の8割を占めることが分かった。主な内容は医薬品や医療機器などの承認申請関係の資料や副作用・感染症症例報告、外国製造業者認定申請関係資料など。2010年度は約4400件だった。
また、行政機関個人情報保護法に基づく個人情報の開示請求は10年度が8件(厚労省全体123件)、11年度は昨年末時点で13件(同116件)となっている。
医薬品医療機器総合機構に対する開示請求は、04年の発足から個人情報12件を含めて累積3526件だという。