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富山化学は16日、4月1日付で菅田益司常務執行役を社長に昇格させると発表した。現社長の中野克彦取締役は代表権を持つ会長となる。
交代理由について、中野取締役が20年間社長を務めてきたことや、抗関節リウマチ薬のT”5224やアルツハイマー治療薬のT”817MA、抗インフルエンザウイルス剤のT”705といった導出を考慮したパイプラインが揃ってきたことから、トップの若返りが必要と判断したという。
菅田氏は1976年に富山化学に入社。00年に取締役兼執行役員、03年に執行役、06年に常務執行役に就任した。